設備紹介

モノクロトナープリンター | Océ TDS860

大切なお客様の図面を印刷するために、図面印刷ドットコムはオセ(Océ・オランダ)社製プリントシステムを選びました。*

オセ社はモノクロ大判トナープリンターの欧米シェアNo.1のトップメーカーです。 そのスピードと美しさでお客様の信頼をいただいています。

このオセ社製プリントシステムに、同じくオセ社純正品の用紙とトナーを使用し、お客様にとって最高の印刷環境をご用意しております。

*オセ社は2014年にキヤノングループになりました

プロダクションプリンター |
FUJI XEROX Versant 3100 Press, KONICA MINOLTA AccurioPress C2070ほか

富士ゼロックス社、コニカミノルタ社、リコー社のプロダクションプリンターを導入しています。

A3伸びサイズまでの、低コスト・ハイスピード・ハイクオリティな出力が可能です。

モノクロシートスキャナー | Océ T810

オセ社のモノクロスキャナです。TDS860と組み合わせてコピー機としても使います。

他社のスキャナと比べて優れたところは、高精細なのにスキャンしたファイルサイズが小さいところです。

オセ社のスキャンエンジン『イメージロジック』で、通常では黒ベタにつぶれてしまうようなグレーの写真も白黒二値で美しくスキャン&コピーすることができます。

……ちょっとこのすごさが分かっていただけるか不安なのですが、通常はグレーの原稿は、黒の階調を表現するためにグレースケールでしかスキャンできません。しかしグレースケールでのスキャン画像は容量がとても大きくなってしまったり、圧縮によるモアレの発生もあったりします。

ところがオセ社のスキャナーでは階調をドットで表現することができるため、白黒二値でのスキャンが可能なのです。そのためとても軽量でモアレもないキレイなスキャン画像がとれるのです……すごいでしょ?

モノクロフラットベッドスキャナー | SHACOH BS-A1

最大原稿サイズA1伸びまで対応可能な大判モノクロフラットベッドスキャナです。

製本からのスキャニングに対応します。TDS860と組み合わせてコピー機としても使います。

カラーインクジェットプリンター | EPSON PX-H9000ほか

B0伸びまで対応している、カラー図面やポスターを印刷するカラープリンターです。

顔料タイプなので少々の水では流れません。

青焼機(乾式ジアゾ複写機) | リコー RICOPY PL5010Ⅱ

実はこの青焼機の部品の生産は2015年3月で終了しました。翌年の2016年3月末には国内製感光紙の製造が終了します。海外製の感光紙もありますが、品質が悪くとても実用には耐えません。

感光紙の注文はすでに締め切られているため、感光紙の在庫状況によっては2016年3月末を待たず、青焼きサービスを提供できなくなるかもしれません。その際はあらかじめお知らせいたしますが、どうかあしからずご了承ください。

部品及び感光紙の供給が完全に終了したため、当社での青写真焼付サービスは終了いたしました。
50年の長きにわたって当社の青焼きを、柔らかな青色に発色した図面を、アンモニアのニオイを愛してくださった方々に心より御礼申し上げます。
引き続き今後は白焼き(トナーコピー)での複写サービスを行なってまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

図面折機 | 株式会社正栄機械製作所 正栄式半自動紙折機

二つ折りに特化した図面折機です。

印刷した図面を背貼製本用に二つ折りにします。

古い機械ですが、調整で多様な厚みに対応できるフトコロの深い機械です。

図面折機 | 有限会社メカニック W92BS2

ジグザグ折りができる図面折機です。

A4やB5など、お客様の要望に応じて折り目をつけ、スタッフの手でキッチリ仕上げます。

図面折機 | ホリゾン PF-P330

小さなサイズの二つ折りや三つ折りに対応した紙折機です。

A3→A4の背貼製本用二つ折りのときに良い仕事をします。

断裁機 | 朝田機械株式会社 TAiTAN85

最大幅・最大長860mmのアナログ電動断裁機です。
背貼製本の仕上げ断裁や、規格外寸法の断裁、 プレスを利用して図面の押さえに使います。

この断裁機は実に古いです。
40年くらい前に導入し、それだけでも古いのに、これは中古で買ったのです。
どのくらい古い機械なのかという、小話がひとつあります。

これもまた昔、21世紀になるやならんやのころ。
この断裁機が初めて故障してしまい、修理を依頼しました。
すると顔中にシワを刻んだ結構なおじいちゃんエンジニアが来て、この断裁機をひと目見てこう言いました。

「ひゃ〜なつかしいなあ〜 これ、ワシが入社したころの機械や〜」・・・

残念ながらメーカーは既に無くなっており、いつ作られた機械なのかは今でも謎のままです。

とまあ古い機械ではありますが能力は十分。
断裁刃を研いで交換しているので新品の切れ味です。
メンテナンスも掃除と機械油を注すくらいで、壊れにくさは折り紙つきです。
「より良いものを、より長持ちするように」という日本メーカーの矜持を感じさせる逸品です。

断裁機 | ホリゾン APC-45

最大幅・最大長450mmのコンピュータ制御電動断裁機です。

上記の断裁機と同じ用途に使いますが、特にA3仕上げやA4仕上げといった小さめの背貼製本の断裁を四則演算を操ってスピーディにこなす技巧派です。

断裁機 | 押し切り型断裁機

押し切りをそのまま大きくした手動断裁機です。
断裁機では取り回しに難があるような長い図面を断裁するときに頻用します。

この断裁機の刃の研ぎは専門の研ぎ師に頼んでいるのですが、私たちはその研ぎ師のおじさんを「さすらいの研ぎ師」と呼んでいます。

そのおじさんは携帯電話を持たず、いつも断裁機を研いで回りながら日本中を旅行していてほとんど家に帰らないため、こちらからの連絡ができません。
なので1年に1度か3年に2度かは分かりませんが、おじさんが近くを通りがかったときに声を掛けてくれるのを待つより他ないのです。
最近はラミネートをよく切っているためか刃が少し鈍ってきたので、そろそろ研ぎに来てほしいのですが。。。

※最新情報※
なんとさすらいの研ぎ師さんが引退していたことが判明しました。これからは他メーカーに依頼することになりました。研ぎ師さん、今までありがとうございました。

ラミネーター | SEAL IMAGE 5500

幅1300mmまでの大型ラミネーターです。

片面も両面も、ホットラミネートもサインメディア貼付もできる万能な奴です。

図面をパウチ加工したり、ポスターにラミネートを貼って耐久性を増したりすることができます。

特に片面ラミネートはUVカット品を使っているため、長期間の看板の色落ちを防ぐことができます。

ラミネーター | 東京ラミネックス株式会社 DX-700

パウチに特化した中型ラミネーターです。
少量をサッと加工することが得意です。

よくある小型のやっすいラミネーターとの違いは、波うちの一切ないピシッー!とした仕上がりにあります。この鏡面を体験するともう戻れません。病みつきになります。

その他 | デカビタCの瓶

二つ折りの折り目をしっかり付けるときに使う道具です。

デカビタCの瓶です。オロナミンCやビックルの瓶ではダメです。デカビタCでなくてはいけません。

スッと持てて滑りにくく、重すぎず軽すぎず、絶妙な底部のR(曲面)が原稿を傷つけない、最高の折り具です。

この折り具は各社使い慣れたものがあるようです。

なんでも話によると、木製のローラー、ロール紙の芯を短く切ったもの、ガムテープの芯、お菓子の缶など多種多様な折り具があります。デカビタCの瓶が一番だと思うんだけどなあ。